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2025/02/09 04:56 |
更新再開の予定
随分と長い間、更新をさぼってしまいました。
申し訳ありませんm(_ _)m

その間に職場が変わったり引越したりと色々ありましたが、ついに自宅に念願のアトリエが完成したのでボチボチ更新を再開できる予定です。
どうか今しばらくお待ち下さい。

次の更新は新居の襖になると思います。
奮発して高級な紙を買ってあるのでこれから張ります。
涎が出そうなくらい良い紙です。
( ̄¬ ̄)ジュルリ

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2008/04/02 21:29 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
古今万葉屏風集
どうも。公開が遅くなりました。



書展に出品した屏風の完成図です。


情報がうまく伝わらなかったのか右から奇数番目、
古今和歌集よりの作品が予定サイズよりも大きく、
枠の淵から1cmしか余裕がないという状況で非常に悩みました。

そして悩んだあげく作品を斜めに配置して周囲のスペースを確保するという
アクロバティックな意匠で解決しました。


本当にギリギリでしたけど完成して良かった良かった。
こんなに大きなサイズの作品は初めてで
手探りで進める毎日でしたが非常に勉強になりました。

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2007/11/02 01:18 | Comments(0) | TrackBack() | 屏風
告知



現在、高さ四尺五寸(135㎝)の六曲屏風を制作しています。
以下の書展で展示いたしますのでお時間に都合のつく方はいらしていただけると幸いです。



第2回 騰書展・OBOG展

昨年に引き続き、今年も騰書展・OBOG展を開催します。
現役部員やOBOGの方の個人作品だけでなく、
広い会場を活かした大作や、共同制作も展示する予定です。

会期
2007年9月11日(火)~15日(土) 10:00~18:00
ただし、初日(11日)のみ 13:00 開場となります。ご注意ください。
会場
目黒区美術館 区民ギャラリー
目黒駅より徒歩10分、目黒区民センター敷地内にあります。
詳しくはこちらの案内図をご覧ください。

 


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2007/09/07 00:02 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
筋トレ脳トレ


裏紙からですが、いよいよ紙を張っていきます。
しかし六枚組なので予想外に難しい(;^_^A
紙は側面に折り込んでとめてあるので張る面に加えてその両側面が見えていないといけないわけです。
しかも力を入れる作業なのである程度の安定性がないといけない。
さらに張り終えた面が汚れないようにしないといけない。
そのために一面張ってはパタンパタンと折り返し、
また一面終えてはパタンパタンとひっくり返し、
もはやパズルの様相を呈していました。
なにかうまい方法はないもんですかねぇ…



 

明日はついに表紙です。
ようやく完成が見えてきました。

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2007/09/06 00:01 | Comments(0) | TrackBack() | 屏風
締め切りヤバいかもw


実は今回は書を書く人が2人います。
もう片方の方の作品が届きました。

万葉集と古今和歌集。
それぞれ3枚づつで六曲屏風を作ります。


さて、もしかすると誰かの役に立つかもしれないので、ここで裏打方法を簡単に記しておきます。
(ただし多分に我流な方法であるので注意。)

屏風仕立ての裏打は鳥の子で行ってしまいます。(巻く必要がなく薄くする必要がないので)
まず台の上に本紙を寝かせる養生紙を敷きます。養生紙には障子紙を使いました。濡らすと透き通って、毛羽立たない機械漉きの障子紙(ブラックレス等)が良いと思われます。

台の上に寝かせた障子紙は水刷毛で全体を均一に濡らします。ただし濡らしすぎない事がポイントです。刷毛では少しかすれるくらいに水を塗って水分が足りない部分には霧吹きで水を足すといいでしょう。濡らしたら刷毛で空気を抜いて皺を伸ばし、台に密着させます。

その上に本紙を寝かせ霧吹きで水をかけ、刷毛でなでつけて伸ばします。このとき刷毛を斜め方向に動かしてはいけません。必ず縦横どちらかの方向に動かしましょう。とにかく皺を作らないように細心の注意を払います。

本紙の皺を伸ばしたら、裏打紙に糊を塗ります。ただし糊を塗る面の裏側に霧吹きで水を含ませて多少伸ばしておいた方がよいでしょう。糊を塗ると紙が伸びます、片面だけが伸びた状態だと裏表のバランスが悪くなって皺ができるからです。

糊は襖を張るときに使う淵糊を4倍程度に薄めます。濃さの目安としては、糊を親指と人差し指でつまんでも最初は粘りを感じず、5回ほど指を離したりくっつけたりして、だんだん糊が乾いてきて乾ききる直前にようやく粘りを感じるくらいがよでしょう。糊は裏打紙全面に均一に塗ります。

塗りおえたら本紙の上にゆっくりと寝かせます。一度本紙に付いた部分を剥がして置き直そうとすると本紙が一緒にくっついてくる事があるのでやめましょう。大きな作品になると一度で正確に位置合わせをするのは難しくなってくるので、予め裏打紙の短い方の一辺を台に糊かテープで貼って固定しておくとよいでしょう。その離れない一辺の向かい側を持って反対側にまわり、軽く引っぱって紙をピンと伸ばした状態でゆっくりと下に下ろすとよい感じでした。

次は、水刷毛で全面に水を塗るつもりで皺を伸ばして本紙と鳥の子を密着させていきます。この時も斜めには刷毛を動かさない。また最初の内は縦(長い方向)にもあまり動かさない方がよいです。皺を伸ばすのはあくまで横(短い方向)に撫でる事で行います。

裏打が終わったら裏打紙の裏の周囲に糊(濃い糊)を塗り、養生紙ごと持ち上げて板に張り付けます。板戸やベニヤ板などで代用できるでしょう。まず上辺を固定し養生紙の上から撫刷毛で中から外に向かって撫でて空気を抜きながら張り付けます。またこのとき養生紙から本紙が透けて見えるので裏打の修正が必要な部分があるなら刷毛で撫でるなり打ち付けるなりして修正しましょう。
しっかりと張り付けたら養生紙を剥がして最低一晩乾燥させます。

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2007/09/05 00:33 | Comments(0) | TrackBack() | 屏風
締め切りが迫ってきました…


蝶番の和紙(細川紙)をくっつけました。
交互になっていて枠横の部分には糊がついてないのがみそです。
おかげで両側に開く構造になっています。

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2007/09/04 00:28 | Comments(0) | TrackBack() | 屏風
ちょうつがい


蝶番部分作製中。
屏風の出来はこれで決まる。
と、思っている。

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2007/09/03 00:23 | Comments(0) | TrackBack() | 屏風
裏打


裏打を終えて一晩乾かした作品です。
これだけでぐっと高級感が出てきます。

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2007/09/02 00:10 | Comments(0) | TrackBack() | 屏風
万葉集
作品が到着しました。



中心を測って裁断し、裏打します。
屏風の場合、掛軸と違い巻くことが無いため薄くする必要が無いので鳥の子で直に裏打をしてしまいます。

それにしてもサイズが大きいので大変です。
動きがアクロバティックになっちゃいます。

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2007/09/01 00:09 | Comments(0) | TrackBack() | 屏風
屏風剥いちゃいました


蝶番部分に漢文が書いてあります。
やたら古そうです。
蝶番には薄くて丈夫な和紙(細川紙など)が使われますが、和綴じ本にそのような紙が使われていました。
昔の表具屋さんは本を反故にして蝶番に使っていたという話を聞きます。
見習いさんの最初の仕事は綴じた本を開いて紙を伸ばして継いでいく事だったとか。

相当に古い屏風のようです。
そして剥がせば剥がす程よく分かる仕立ての良さ。
剥ぐのが勿体ないくらいです。

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2007/08/31 00:21 | Comments(0) | TrackBack() | 屏風
コラボ2
コラボ第二弾です。
今度は1m超という大きめの作品に挑戦しちゃいます。
その骨を自作というのは無理がありすぎるのでヤフオクで屏風を買っちゃいました。



骨をオーダーすると諭吉さん達が軽く数人吹き飛んじゃうのでオークションで探してみたのですが、送料も含めて10,000円を切りました。ヤフオクってすごいですね。まず「屏風」というカテゴリーがあるのに驚きましたが、出品量にも驚きました。


いや~立派な金屏風ですね。
でも用があるのは骨だけなのよね。
さ~て、それじゃぁ、ひん剥いちゃうぞ♪
買ったばかりの屏風の紙をビリビリと破いていく。
あぁ!なんという背徳感。

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2007/08/30 00:35 | Comments(0) | TrackBack() | 屏風
注意書き
現在、データの移行中です。
しばらくは過去の日記が増えていく形式になりますが現在に追いつくまで気長にお待ち下さい。
(最終更新 2007/8/26)

なかなか更新が進みませんがどうか見捨てないで下さいねm(_ _)m

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2007/08/27 03:05 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
夏の新作
紅い月の習作


月の赤を紙で表現するのに試行錯誤した結果、
黄色い和紙の上に赤い典具帖(極めて薄く奥が透ける紙)を貼るという手法に行き着きました。



下の襖は下地に金紙銀紙を貼り、
火のついた線香を押しつけて紙を焦がし、
たくさんの小さな穴を空けた襖紙を重ね張りしています。
穴から覗く金銀を星のように散りばめ、天の川に見立てています。


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2007/08/12 00:12 | Comments(0) | TrackBack() |
たまにはsimpleなのもいい
今後のための実験として色々と細工張りを試してみました。



windowsふすまの上にうっすらと赤いすじの入った文華紙をカットしてから重ね張りしています。

久しぶりに部屋が広く感じます。
白は空間を広く見せる、というのは本当ですね。

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2007/07/23 12:51 | Comments(0) | TrackBack() |
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