展示会で買った刷毛が届きました^^
受注生産のため持ち帰れなかったので待ちわびましたよ。「打ち刷毛」という裏打ちの際に使う刷毛です。今までは代用打ち刷毛を使っていたのですが、そろそろ本格的なものが欲しいと思っていたのです。
裏打ちはごく薄い糊を使うので、貼った後に上から叩き付けるという動作を行って紙と布、もしくは紙同士を接着させます。そうすることによって繊維同士が絡み合って強く接着され、また繊維の張りの違いが延ばされて皺ができにくくなるのです。
そのためには刷毛の先端面に広い面積が、また刷毛自体に重さが必要とされます。だから写真のようにとても太い刷毛になっています。
しかし、刷毛というのは細くても作るのが難しいですが、逆に太くてもまた技術を要するそうです。なので打ち刷毛を作れる職人さんは少ないのだとか。
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