第二作は初めて全面に布地を使った作品です。
裂の種類は忘れてしまいましたが…。
本紙が洋紙なので仕立てが大変でした。
和紙と違い、柔らかさがないので巻く事にも向いていないですし。
取り合わせは、本紙の題材が蛙ということで草木と水の気配を演出してみました。
裂地は唐草模様のものを使い、下部に河の流れをモチーフにした切り込みを入れ水面を思わせる和紙を覗かせています。(実は一作目の和紙の使い回しなのですが)
小川のせせらぎの向こうから微かに聞こえる「クルクックルクッ」という土蛙の鳴き声を感じていただければ幸いです。
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